野麦峠を下りまして、松本方面へとオートバイを走らせます。
晴れ間が広がる穏やかなワインディングを下っていきます。松本側は綺麗に晴れていて気持ちが良いですね。
ちなみに高山側を登っているときはカモシカの親子と出会いましたが、松本側では食事中の猿と出会いました(笑)
長野県は海側と違って風が乾いていてとても快適です。
峠を降りてしばらく走ると奈川渡ダムでR158と合流。これで前回のルートに復帰したような形になります。
折角なのでダムの様子も少し見学していきましょう。いつもなんだかんだで通り過ぎちゃうんですよね。
(それにしても向こうの軽トラの錆がえぐいなぁ・・・。冬は来ないからつい忘れがちだけど、やっぱり雪国だ)
奈川渡ダムは梓川を堰き止めるアーチ式コンクリートダム。使用用途は発電で、管理者は東京電力。
ダム上にはR158が通っており、上高地や乗鞍からの行き帰りで通過したという方も多いのではなかろうか。
井川ダムなんかもダム上に道が通っていますが、ここまで規模の大きい国道が通っているのは珍しい気がします。
ダムが擁する湖は「梓湖」。上高地など、周囲の山々より降りてきた水がここに集約されます。
その貯水量や、驚異の1億2,300万立方メートル。なんと諏訪湖丸々2杯分という途方もない水量を貯められるそうです。
ダム下流側も見てみましょう。
おお~、さすがアーチ式!逆スラントに雄々しく佇む姿はやっぱり迫力満点でカッコいいですねぇ!
今までちゃんと立ち止まったことが無かったので、このダムがこんなに規模の大きいものだとは知りませんでした。
堤高は155mと、何気に日本でもトップ10に入るほどの巨大ダムです!数値的には佐久間ダムとほぼ変わりません!
形状の特性上、雨に当たらないコンクリート部は竣工から50年近く経っても真っ白のまま。美しいですね。
重力式コンクリートダムのどっしり感もステキですが、やっぱり自分はスタイリッシュなアーチ式が好きだなぁ。
☆★☆
ダムを後にして、道の駅 風穴の里で休憩。だいぶ疲れてきました・・・そもそも寝不足気味だしね。
長めの休憩を取って、ここから第2部への英気を養います。
前回ツーリングではここから一度セーフハウスに戻ったけれど、今回は通しでビーナスへと行きたいところです。
小細工はせずに、松本市街まで出てアザレアラインで扉峠まで登るってもんかな。一番それが適当でしょう。
デカビタチャージして続投です。R158を下りきり、県67へと向かいます。
信号待ちの間にちょっと見えた松本城。そういえば初めてナナハンで信州ツーリングした時に立ち寄ったなぁ。
松本市街地はいつも混んでいる上に、今一つ道の造りがよく分からないのであまり好きではありません。
街中の走行ではエンジンの熱が登ってきて乗っている方は灼熱地獄です。信号待ちのたびにアイドリングOFF・・・。
アザレアラインのいつもの場所までやってきてようやく快適になってきました。
どうにもエクスターはヤマルーブよりも高い温度で安定するみたいです。でも、温度が下がるのは割と早いかな。
アルプスは曇り模様。まぁ、さっきの高山方面の天気を考えると仕方ないか。
予定通り5月頃に来れていれば、まだ冠雪が残る連峰が望めたかもしれないんですけどね~、残念です。
ぐんぐん上って扉峠に到着。ここからとりあえず美ヶ原まで走って、Uターンしてフルコースを愉しみましょう。
さすがの夏の陽気でも、ここまで登ってくると少し肌寒いです。インナーに薄ダウンを再び着込んで進みます。
久しぶりのビーナスライン。やっぱり高原道路は空気も乾いていて気持ちが良いです。
少しサンデードライバーが多いのが気になりましたが・・・。どうにもペースが上がらないので少しイライラ。。
オンシーズンなので仕方ないですが、オフシーズンの閑散とした走りやすいビーナスを知っているのでその分ね・・・。
んで、最高地点に到達。う~ん、やっぱり2000m近いと結構寒いですネ。
天気は少々雲が集まっており、どんよりといった感じ。美ヶ原からの景観は残念ながら期待できそうにありません。
しかし去年は、よく冬場にこんなとこまで走りに来たもんだ・・・。気合入ってたんだなぁ。
美ヶ原の駐車場はライダーがいっぱいで「密」でしたので、トイレを済ませたらすぐに撤退です。
走っているときはそんなに思わなかったんですけど、止まってみるとこの人の量。
県境越えが解除されて、とりあえずみんなビーナスに来たって感じでしょうか?(自分もそのクチですが・・・)
下っていきます。やっぱり混んでた霧ヶ峰をスルーして、いつもの富士見台までノンストップで。
やっぱりオンシーズンのビーナスは走りずらい・・・。もっと時期をずらして再訪した方が良かったかも。
蓼科方面も今一つカラッと晴れず、雲が集まってモヤッとした感じ。気候は良いんですけど少し残念ですね。
冬には真っ赤に染まっていた山肌もやはり夏色に衣替えをして、眼下には緑の海が広がっていました。
ちなみにこの時は丁度ツツジがいい感じに咲いていました。これを見に来た人も多かったのかな。
といってもポツリポツリと自生しているのであんまりキレイって訳ではないんですけどね。
☆★☆
諏訪に降りて塩尻ベースへと帰還。380km程度のツーリングとなりました。
赤鼻は車検取得に向けて最後の詰めって感じでした。次回来た時には動いてるかな~?
部品に困らないのは羨ましい限り。噂によるとスズキも最近旧車の部品を整理し始めたとか?先が思いやられるぜ。
・・・
その晩は久しぶりの酒盛りをやって、翌日はR152でサクッと帰宅。約200km程度の「作業」でした。
見どころは特にございません・・・(笑) いつも通りただ淡々と帰るだけですので・・・。
トータルで630kmの「まぁまぁ」なツーリングとなりました。晴れてくれたし、いい写真も撮れたし楽しかったな。
久しぶりに泊りのガッツリ県境越えでしたが、やっぱり日帰りでは出来ない無いプランが組めるのでいいですね。
今回は定番ルートで定番の場所を巡りましたが、この調子でどんどん他県も攻めていきたい次第。
前半シーズンに没案となった色々な場所が待っているので、これから力の限り走っていけたらと思います。
~おわり~
晴れ間が広がる穏やかなワインディングを下っていきます。松本側は綺麗に晴れていて気持ちが良いですね。
ちなみに高山側を登っているときはカモシカの親子と出会いましたが、松本側では食事中の猿と出会いました(笑)
長野県は海側と違って風が乾いていてとても快適です。
峠を降りてしばらく走ると奈川渡ダムでR158と合流。これで前回のルートに復帰したような形になります。
折角なのでダムの様子も少し見学していきましょう。いつもなんだかんだで通り過ぎちゃうんですよね。
(それにしても向こうの軽トラの錆がえぐいなぁ・・・。冬は来ないからつい忘れがちだけど、やっぱり雪国だ)
奈川渡ダムは梓川を堰き止めるアーチ式コンクリートダム。使用用途は発電で、管理者は東京電力。
ダム上にはR158が通っており、上高地や乗鞍からの行き帰りで通過したという方も多いのではなかろうか。
井川ダムなんかもダム上に道が通っていますが、ここまで規模の大きい国道が通っているのは珍しい気がします。
ダムが擁する湖は「梓湖」。上高地など、周囲の山々より降りてきた水がここに集約されます。
その貯水量や、驚異の1億2,300万立方メートル。なんと諏訪湖丸々2杯分という途方もない水量を貯められるそうです。
ダム下流側も見てみましょう。
おお~、さすがアーチ式!逆スラントに雄々しく佇む姿はやっぱり迫力満点でカッコいいですねぇ!
今までちゃんと立ち止まったことが無かったので、このダムがこんなに規模の大きいものだとは知りませんでした。
堤高は155mと、何気に日本でもトップ10に入るほどの巨大ダムです!数値的には佐久間ダムとほぼ変わりません!
形状の特性上、雨に当たらないコンクリート部は竣工から50年近く経っても真っ白のまま。美しいですね。
重力式コンクリートダムのどっしり感もステキですが、やっぱり自分はスタイリッシュなアーチ式が好きだなぁ。
☆★☆
ダムを後にして、道の駅 風穴の里で休憩。だいぶ疲れてきました・・・そもそも寝不足気味だしね。
長めの休憩を取って、ここから第2部への英気を養います。
前回ツーリングではここから一度セーフハウスに戻ったけれど、今回は通しでビーナスへと行きたいところです。
小細工はせずに、松本市街まで出てアザレアラインで扉峠まで登るってもんかな。一番それが適当でしょう。
デカビタチャージして続投です。R158を下りきり、県67へと向かいます。
信号待ちの間にちょっと見えた松本城。そういえば初めてナナハンで信州ツーリングした時に立ち寄ったなぁ。
松本市街地はいつも混んでいる上に、今一つ道の造りがよく分からないのであまり好きではありません。
街中の走行ではエンジンの熱が登ってきて乗っている方は灼熱地獄です。信号待ちのたびにアイドリングOFF・・・。
アザレアラインのいつもの場所までやってきてようやく快適になってきました。
どうにもエクスターはヤマルーブよりも高い温度で安定するみたいです。でも、温度が下がるのは割と早いかな。
アルプスは曇り模様。まぁ、さっきの高山方面の天気を考えると仕方ないか。
予定通り5月頃に来れていれば、まだ冠雪が残る連峰が望めたかもしれないんですけどね~、残念です。
ぐんぐん上って扉峠に到着。ここからとりあえず美ヶ原まで走って、Uターンしてフルコースを愉しみましょう。
さすがの夏の陽気でも、ここまで登ってくると少し肌寒いです。インナーに薄ダウンを再び着込んで進みます。
久しぶりのビーナスライン。やっぱり高原道路は空気も乾いていて気持ちが良いです。
少しサンデードライバーが多いのが気になりましたが・・・。どうにもペースが上がらないので少しイライラ。。
オンシーズンなので仕方ないですが、オフシーズンの閑散とした走りやすいビーナスを知っているのでその分ね・・・。
んで、最高地点に到達。う~ん、やっぱり2000m近いと結構寒いですネ。
天気は少々雲が集まっており、どんよりといった感じ。美ヶ原からの景観は残念ながら期待できそうにありません。
しかし去年は、よく冬場にこんなとこまで走りに来たもんだ・・・。気合入ってたんだなぁ。
美ヶ原の駐車場はライダーがいっぱいで「密」でしたので、トイレを済ませたらすぐに撤退です。
走っているときはそんなに思わなかったんですけど、止まってみるとこの人の量。
県境越えが解除されて、とりあえずみんなビーナスに来たって感じでしょうか?(自分もそのクチですが・・・)
下っていきます。やっぱり混んでた霧ヶ峰をスルーして、いつもの富士見台までノンストップで。
やっぱりオンシーズンのビーナスは走りずらい・・・。もっと時期をずらして再訪した方が良かったかも。
蓼科方面も今一つカラッと晴れず、雲が集まってモヤッとした感じ。気候は良いんですけど少し残念ですね。
冬には真っ赤に染まっていた山肌もやはり夏色に衣替えをして、眼下には緑の海が広がっていました。
ちなみにこの時は丁度ツツジがいい感じに咲いていました。これを見に来た人も多かったのかな。
といってもポツリポツリと自生しているのであんまりキレイって訳ではないんですけどね。
☆★☆
諏訪に降りて塩尻ベースへと帰還。380km程度のツーリングとなりました。
赤鼻は車検取得に向けて最後の詰めって感じでした。次回来た時には動いてるかな~?
部品に困らないのは羨ましい限り。噂によるとスズキも最近旧車の部品を整理し始めたとか?先が思いやられるぜ。
・・・
その晩は久しぶりの酒盛りをやって、翌日はR152でサクッと帰宅。約200km程度の「作業」でした。
見どころは特にございません・・・(笑) いつも通りただ淡々と帰るだけですので・・・。
トータルで630kmの「まぁまぁ」なツーリングとなりました。晴れてくれたし、いい写真も撮れたし楽しかったな。
久しぶりに泊りのガッツリ県境越えでしたが、やっぱり日帰りでは出来ない無いプランが組めるのでいいですね。
今回は定番ルートで定番の場所を巡りましたが、この調子でどんどん他県も攻めていきたい次第。
前半シーズンに没案となった色々な場所が待っているので、これから力の限り走っていけたらと思います。
~おわり~
コメント
コメント一覧 (2)
梓川と、聞き覚えのある河川名を目にして、
(´-`).。oO(このダム、あの梓川に繋がっているのか…)
と感慨深いものがありました。
白馬方面へ行く時、スマートICあたりから見る梓川、上流部にこんなに立派なダムが鎮座していたとは…。
気になって少し調べましたが、この河川、流域の違いによる名称の変化もなかなか複雑みたいで、結論「よくわかりません」となってしまいました。
長野はやはり良い道で溢れてますね、写真からでも伝わる走りごたえがありそうな道だと思いました。
梅雨真っ盛りの今週末、ことごとくチャンスを逸してしまい少々フラストレーション気味ですが、ちょっとした朗報?がありました。
もう一つの仕事の任期終了に伴い、記念品がわりに買い物を補助してくれるとのお達しがありました。
この機に"ちょっとした""あるもの"を導入してしまおうかと昨日から皮算用が捗っています。
また就任してねと言われると、「ゔぇぇぇぇ⁉︎ イミワカンナイ⁉︎」ですが💦
こんばんは。
上高地を経由し、アルプスの雪解け水が集まる梓川。
しかし、水系を辿ってみると信濃川系列であったり、下流に行けば犀川になったりと川の事はよく分かりません(汗)
ついでに言えば、長野県は分水嶺があるのでどっちが上流で下流なのかもよく分かんなくなる始末・・・。いいのさ!天竜川だけ分かれば!
遅ればせながら今年初の信州方面へのちゃんとしたツーリングとなったわけですが、やっぱり風光明媚で良きですね。
まだまだ今シーズン、たくさん楽しませてくれそうです。そういえば白馬方面なんかも、実はあまり走ったことが無いのでチャンスがあれば行きたいですね。
(北信地方はほとんど通過ばかりしてきたので、実はゆっくり回ったことが無いのです)
任期終了、おつとめ大変にお疲れさまでした・・・。
去年は色々と忙しそうでしたからね。今年は存分に羽を伸ばしちゃいましょう(笑)
はて「あるもの」とは?なかなか好奇心をそそられるワード、一体何なんでしょう?とても気になります。
自分も件の給付金をゴリゴリと消費して、オートバイ関係の用品を揃えまして、ブーツなどはTwitterの方でも少し話題にしましたが・・・まだもう一個隠し玉が・・・(笑)
納期の絡みでご紹介は「チョットマッテテー」になりそうですが、到着がとても楽しみです