最近はすっかり大人になりまして、そろそろコレクションの整理を始めています。
実はチョイノリはひと月前ほどにお嫁に行き、Dioとスカッシュも近いうちに引き取られていくかな?って感じ。
そろそろ増やすよりも、本当に気に入った車種だけを生かして維持していく頃かな、と思ったのです。
とりあえず、ウチの家宝であるビート(AF07)とG'(AF23)とタクト(AF09)は絶対に手放せません。
リーダー(AF03)も珍しいですし、よく走るのでこれも保管。CRM80(MD11)は最近レストアをはじめました。
つまりはもう、これで原チャリコレクションは完了?
実際問題、もうあんまり心から欲しい!ってスクーターは無いし、気になったものは大体買った感じがします。
・・・とまぁ、そう思っていたんですけどね。
ホンダ・リード スーパーデラックス(’82)
オクを眺めていましたら、運悪くとても状態のいい初期型リードがありまして。
ウォッチしてたら開始価格でお流れになって第2ラウンドに突入。とりあえずジャブで入札したら落ちちゃいました。
昔の相場からするとだいぶ高かったですが、こんな「バリ」なのはあまり出てこないので、しょうがないかな。
初期型リード系統は昔から結構好きなんですが、実はベーシックなヤツは一度も持ったことがありませんでした。
その辺の理由があって、もうこれが最後のコレクションだ、という覚悟を持っての購入。(いつも言ってる気がする)
リーダーとリードRは持ってる(持ってた)んですけどね。
学生時代、リード80を友人が持ってて、あれは売ってもらえばよかったなぁと今でも思います・・・。
(もっと言えば、リードRは今でもちょっと手放したのが惜しいです。あれかっこいいんだよなぁ、速いし)
昔話はこの辺で切り上げて、今回買ってきたリードを見ていきましょう。
1983年に登場した初代リード50。CMキャラクターはプロテニスプレイヤーのビョルン・ボルグ氏でした。
当時スクーターは若者や主婦層に向けたものが多かったのですが、上質な大人向けスクーターとして登場。
大柄なスタイルと馬力のあるエンジンで、スポーティーな上級車種として開発されました。
形式はAF01と、現代まで続くホンダスクーターの「AF」系列のトップナンバーを飾る記念すべき一台です。
それまでの比較的廉価なスクーターはAB系列でしたから、(ちなみにAB01は海外向けのパルホリデー)
ホンダとしてもこのリードから新しいキャラクターのスクーターを造っていくという自信があったのでしょうね。
外装は見ての通り、小傷は多少あるものの良好そのもの。
特にアンダーガード付近はスチール製なのですが、経年で錆びきってしまう個体が多い中とってもキレイです。
デカール類も純正状態をしっかりと保ってます。今まで色々なリードを見てきましたが十分「バリ」ですね。
褪せやすいインナーカウルもしっかり黒色が残っています。おそらく屋内保管ではないでしょうか・・・。
剥がれやすいコーション類も完備。見れば見るほどいいコンディションです。これは保護する価値がありました。
ベーシックなリードはバッテリーがここにあるんだよねぇ。SS系とはバッテリーサイズも違い、大型。
キャリアも錆は少なく良好。大きいテールランプがカッコいいです。
ごく個人的な基準ではありますが、当時物の販売店ステッカーが残っている個体は大体アタリ。
ステッカーの内容から察するに山梨から流れてきた様ですね。状態からワンオーナー車かなぁ。と思います。
メカニカルアンチノーズダイブ機構を備えたフロント部。
タイヤは当時もの。ダンロップのK398で製造年月日は82年の36週。
新車組み込みのタイヤですね。減り方からして、メーターの距離計は実走行かと思われます。素晴らしい。
サスペンションアームに付いている「そろばん」も破れなどなく保っており、保管状態の良さを伺わせます。
購入してから気が付いたんですが、サイドスタンドも付いていました。ニシモト製かな?嬉しい装備ですね。
センタースタンドもしっかり動作して、錆による折れや欠損も見られません。いい感じです。
ボディ横のピンストライプもキレイに残っていて嬉しいです。途切れ途切れになりがちなんですよねぇ。
シートは当時物バリバリな乗り心地。弾力性がしっかり残ったお尻に優しいコンフォートシート。
破れも無く、「HONDA」ロゴもキレイに入っています。
年式が年式なんでこの辺りの具合が良いのは大きいですね。張り替えるとオリジナル感が出なくなっちゃうので・・・。
バッテリーはなんと具合の良いものに交換してくれたようで、セル一発。電装系も基本的には問題なさそう。
ポジション球が切れているのでそこは交換しないとダメですね。あとは全く問題なし。ホーンもちゃんと鳴ります。
距離は3,941km。恐らく実走行でしょう。コンディション的に何周もしているような感じは見受けられません。
エンジンも実動で、ちょっとアイドリングが弱いですが具合は上々。ワイヤー類の固着もありませんでした。
基本メンテナンスだけでゴキゲンになってくれるでしょう。82年の規制前車なのできっと速いぞ~!
目立った欠損部品は左ミラーのみ。
ポッキリ逝っちゃってますが、幸いにも中古部品がいくらか出るところなのでさして問題は無し。
それよりもミラー基部のゴム部品がしっかり残っていることが有難いです。こちらは新品出ない可能性があるので。
当時の高級車ですからミラーはしっかり両方付けて乗りたいところですね。
☆★☆
というわけで、また仲間が一台増えたのでした。
なんだか久しぶりに心が熱くなる原チャリです。長年掛かったけどようやく手に入れることができたぞ!
やっぱりリードはカッコいいですね。
正直、状態がかなり良いので使うには少々勿体ない感じ。基本メンテをちゃんとやったらコレクション行きかな。
あ、あとでリーダーとの2ショットも撮っておこう。多分あんまりいないぞ、この2台持ってるヤツは(笑)
おまけ:
今回のリードはヤフオク、ジャンクオートバイウォッチャーならお馴染みの瀬戸にある某業者から購入しました。
エブリイに乗って100kmほどドライブ。コメダでお茶をシバきつつ迷うことなく到着&積み込み。
屋号出ちゃってるな(笑)
レカロに換装してもしっかり収まりきってくれました。リードが乗るなら大抵のスクーターはイケるでしょう。
信〇商会さんもとても丁寧な業者さんで、なかなか印象良かったです。規模の大きい湘南JYといった感じ。
また使ってみたいですね。ま、多分使うことになるでしょう。(→これで最後のコレクションじゃなかったのか?)
実はこの日、他にもちょっとした用事を済ませてきたのですが・・・それはまたいつかお話できればと思います(笑)
実はチョイノリはひと月前ほどにお嫁に行き、Dioとスカッシュも近いうちに引き取られていくかな?って感じ。
そろそろ増やすよりも、本当に気に入った車種だけを生かして維持していく頃かな、と思ったのです。
とりあえず、ウチの家宝であるビート(AF07)とG'(AF23)とタクト(AF09)は絶対に手放せません。
リーダー(AF03)も珍しいですし、よく走るのでこれも保管。CRM80(MD11)は最近レストアをはじめました。
つまりはもう、これで原チャリコレクションは完了?
実際問題、もうあんまり心から欲しい!ってスクーターは無いし、気になったものは大体買った感じがします。
・・・とまぁ、そう思っていたんですけどね。
ホンダ・リード スーパーデラックス(’82)
オクを眺めていましたら、運悪くとても状態のいい初期型リードがありまして。
ウォッチしてたら開始価格でお流れになって第2ラウンドに突入。とりあえずジャブで入札したら落ちちゃいました。
昔の相場からするとだいぶ高かったですが、こんな「バリ」なのはあまり出てこないので、しょうがないかな。
初期型リード系統は昔から結構好きなんですが、実はベーシックなヤツは一度も持ったことがありませんでした。
その辺の理由があって、もうこれが最後のコレクションだ、という覚悟を持っての購入。(いつも言ってる気がする)
リーダーとリードRは持ってる(持ってた)んですけどね。
学生時代、リード80を友人が持ってて、あれは売ってもらえばよかったなぁと今でも思います・・・。
(もっと言えば、リードRは今でもちょっと手放したのが惜しいです。あれかっこいいんだよなぁ、速いし)
昔話はこの辺で切り上げて、今回買ってきたリードを見ていきましょう。
1983年に登場した初代リード50。CMキャラクターはプロテニスプレイヤーのビョルン・ボルグ氏でした。
当時スクーターは若者や主婦層に向けたものが多かったのですが、上質な大人向けスクーターとして登場。
大柄なスタイルと馬力のあるエンジンで、スポーティーな上級車種として開発されました。
形式はAF01と、現代まで続くホンダスクーターの「AF」系列のトップナンバーを飾る記念すべき一台です。
それまでの比較的廉価なスクーターはAB系列でしたから、(ちなみにAB01は海外向けのパルホリデー)
ホンダとしてもこのリードから新しいキャラクターのスクーターを造っていくという自信があったのでしょうね。
外装は見ての通り、小傷は多少あるものの良好そのもの。
特にアンダーガード付近はスチール製なのですが、経年で錆びきってしまう個体が多い中とってもキレイです。
デカール類も純正状態をしっかりと保ってます。今まで色々なリードを見てきましたが十分「バリ」ですね。
褪せやすいインナーカウルもしっかり黒色が残っています。おそらく屋内保管ではないでしょうか・・・。
剥がれやすいコーション類も完備。見れば見るほどいいコンディションです。これは保護する価値がありました。
ベーシックなリードはバッテリーがここにあるんだよねぇ。SS系とはバッテリーサイズも違い、大型。
キャリアも錆は少なく良好。大きいテールランプがカッコいいです。
ごく個人的な基準ではありますが、当時物の販売店ステッカーが残っている個体は大体アタリ。
ステッカーの内容から察するに山梨から流れてきた様ですね。状態からワンオーナー車かなぁ。と思います。
メカニカルアンチノーズダイブ機構を備えたフロント部。
タイヤは当時もの。ダンロップのK398で製造年月日は82年の36週。
新車組み込みのタイヤですね。減り方からして、メーターの距離計は実走行かと思われます。素晴らしい。
サスペンションアームに付いている「そろばん」も破れなどなく保っており、保管状態の良さを伺わせます。
購入してから気が付いたんですが、サイドスタンドも付いていました。ニシモト製かな?嬉しい装備ですね。
センタースタンドもしっかり動作して、錆による折れや欠損も見られません。いい感じです。
ボディ横のピンストライプもキレイに残っていて嬉しいです。途切れ途切れになりがちなんですよねぇ。
シートは当時物バリバリな乗り心地。弾力性がしっかり残ったお尻に優しいコンフォートシート。
破れも無く、「HONDA」ロゴもキレイに入っています。
年式が年式なんでこの辺りの具合が良いのは大きいですね。張り替えるとオリジナル感が出なくなっちゃうので・・・。
バッテリーはなんと具合の良いものに交換してくれたようで、セル一発。電装系も基本的には問題なさそう。
ポジション球が切れているのでそこは交換しないとダメですね。あとは全く問題なし。ホーンもちゃんと鳴ります。
距離は3,941km。恐らく実走行でしょう。コンディション的に何周もしているような感じは見受けられません。
エンジンも実動で、ちょっとアイドリングが弱いですが具合は上々。ワイヤー類の固着もありませんでした。
基本メンテナンスだけでゴキゲンになってくれるでしょう。82年の規制前車なのできっと速いぞ~!
目立った欠損部品は左ミラーのみ。
ポッキリ逝っちゃってますが、幸いにも中古部品がいくらか出るところなのでさして問題は無し。
それよりもミラー基部のゴム部品がしっかり残っていることが有難いです。こちらは新品出ない可能性があるので。
当時の高級車ですからミラーはしっかり両方付けて乗りたいところですね。
☆★☆
というわけで、また仲間が一台増えたのでした。
なんだか久しぶりに心が熱くなる原チャリです。長年掛かったけどようやく手に入れることができたぞ!
やっぱりリードはカッコいいですね。
正直、状態がかなり良いので使うには少々勿体ない感じ。基本メンテをちゃんとやったらコレクション行きかな。
あ、あとでリーダーとの2ショットも撮っておこう。多分あんまりいないぞ、この2台持ってるヤツは(笑)
おまけ:
今回のリードはヤフオク、ジャンクオートバイウォッチャーならお馴染みの瀬戸にある某業者から購入しました。
エブリイに乗って100kmほどドライブ。コメダでお茶をシバきつつ迷うことなく到着&積み込み。
屋号出ちゃってるな(笑)
レカロに換装してもしっかり収まりきってくれました。リードが乗るなら大抵のスクーターはイケるでしょう。
信〇商会さんもとても丁寧な業者さんで、なかなか印象良かったです。規模の大きい湘南JYといった感じ。
また使ってみたいですね。ま、多分使うことになるでしょう。(→これで最後のコレクションじゃなかったのか?)
実はこの日、他にもちょっとした用事を済ませてきたのですが・・・それはまたいつかお話できればと思います(笑)
コメント
コメント一覧 (5)
こんばんは。
最近はすっかり悪い病気も完治・・・したつもりだったのですが、ついうっかり競り落としてしまいました(笑)
とはいえども、初期型のリード。それもベーシックなヤツは一度は欲しいと思っていたので、ここまで待った甲斐があったというか。
当時の高級スクーターだけあり、質感や立て付けなどもとても良く、おカネがかかってるなぁといった印象。
大柄なボディとギュッと詰まった密なメカニズムは、現行の125スクーターにも負けないオーラを醸し出しています。
最近ではメットインのないオールドスクーターは海外人気も無く、どんどん潰されていっているようなので、ある意味ではこれがラストチャンスかもしれません。
状態も抜群に良いので、コレクションとして大切に持っておきたいと思います。
さて、ユーザー車検。お疲れさまでした。すんなり通ったようで何よりです。日頃のメンテナンスの賜物ですね。
自分はまだ一度もユーザーで通したことはないのですが、みんな光軸は鬼門と四輪二輪を問わず口を揃えて仰いますね。
Clioの方は00年代車らしくプラスティックレンズなのですが、やはり経年と共に白内障が進んでおり、時折磨いてはやるものの根本的な解決には至らず・・・。
車検に関してはプロフェッショナルに丸投げなので何とか通してくれるとは思いますが、やっぱり見た目がイマイチなのでなんかいい方法が無いもんかなぁといつも思っています。
ナナハンの車検が12月に控えていますが、いよいよボーナスが危うくなってきたので下手したらユーザーで通すことになるかも・・・?
その時は何卒、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します(笑)
ひさびさのスクーター増車ですね。
私めとほぼ同年齢なのに、40年近い経年をあまり感じさせない綺麗な個体、上物ゲットおめでとうございます。
常日頃控えていても、上物が目の前に現れるとまるで手招きされている様に感じるのはコレクターの性、よーく分かります。
私も今年、車とバイク両方とも車検が待ってますが、突然の不景気突入で色々企てていた予定の変更を強いられそうです。
まずは無事に車検を通す事を考えねば、公道走行不可になりかねませんからねぇ…。
こんばんは。
そろそろ落ち着こうかと思ったのですが、「これが最後だから!」と何度目になるのか分からない定型文を残し、購入(笑)
自分が年を重ねるごとに車歴も伸びるもので、約40年落ちという事実にコメントから気が付いた時には驚きました。
エイティーズの車両がどんどん消えていく中、このようなコンディションの個体に出会えてとてもラッキーでした。とくにスクーターは性質上荒く乗られることが多く、あまり大切にはされない傾向があるので・・・・。
とりあえずはちゃんと動くように仕上げて、その後は動態保存でコレクションに追加したいと思っています。
これで、もう思い残すことはないかな?とか何とかいいつつ、お買い得なスクーターなどが出てくるとまた「ついうっかり」買ってしまうかもしれませんが(笑)
車検、皆様重なっているようでお互い大変ですね。
例年ならそろそろ夏のボーナスの話が出てくるのですが、職場ではまるでタブーのごとく誰もその話をせず、いよいよ怪しくなってきました(汗)
クルマの方は既に入庫の時期が決定しまして、そして既にン十万の見積もりも決定済み・・・。しばらくは質素に生きなければならなそうです。
オートバイの方も、基本的には何もしなくても良さそうですがタイヤばかりはギリギリ持つか微妙なところです。
交換となるとペース的に前後同時となるのでこれまた大きな出費になりそう…。
あっという間に下半期ではありますが、果たして今年を超えられるのか?今から不安でなりません。