どもども、皆様。お盆はどうお過ごしでしたでしょうか?
お仕事だった方、おつかれさまです。お休みだった方、どうでしたか?存分に楽しむことは出来ましたか?
今年は「空気の読めないクソ台風」のせいで、だいぶ予定を狂わされた人も多かったと思います。
管理人も夏休みの後半を使って新潟県の上越に行こうと思っていたんですが、台風の影響でCancel...
おかげで結局今回の休みで走りに行くことが出来たのは最後の土日のみという・・・まったくの番狂わせ。
それ以外の日はひたすら自宅に引き籠ってアニメを観続けるという、無職の時みたいな生活をしていました。
でも、「宇宙よりも遠い場所」は観てよかったなぁ。久しぶりに何度も見返したくなる作品と出会えました。
・・・って!そんなことはどうでもよくて。
とにかく、ようやく晴れた盆休み最後の2日間。早朝に愛車のエンジンを始動させ、向かうはとにかく北!
残された時間が2日しかないなら、その2日を煮詰めて煮詰めて濃厚なものにすればいいのだ!
まずは給油。相棒を満タンにして旅をスタートさせます。
今回の目的地は「志賀高原・渋峠」。全国屈指の絶景ツーリングスポットとして有名ですが、実は未踏でした。
絶景への期待もさることながら、ドボク好きとしては「日本国道最高地点」である渋峠は必訪の言わばメッカ!
今回はツーマプの埋め作業も兼ねつつ、すこしディープなルートを通って辿り着きたいと思います。
まずは、淡々と長野県中央部まで進軍していきますよー。
いつものR151から飯田で中央道って感じで。もう、普通に作業ですねこのあたりの道程は・・・。
R151は相変わらずの濃霧で運転しづらかったですが、交通量は皆無なのでガンガン飛ばしていきます。
諏訪ICで降りて一回目の給油。かなり割愛してますが、ここまでで200kmくらいは走っています(笑)
5時に家を出て、諏訪IC前のENEOSには9時前に到着。えーっと平均時速は・・・とか、計算しないでくださいね(汗)
天候は正直思っていたよりは晴れてないな・・・って具合でした。
しかし、盆休み最後の土日+晴れ予報という事でライダーの数はたくさん!信州に入って一気に台数が増えましたね。
給油後は諏訪駅近くから霧ヶ峰へと登り、ビーナスラインを美ヶ原高原の方へ走っていきます。
いつもはじっくり楽しむビーナスラインですが、今日はあくまでも経由道の一つですので、おまけ程度です。
一応ビーナス走ったよーという証拠に霧の駅で一枚写真を撮りましたが、それ以外は淡々と歩を進めます。
というか、
この濃霧じゃあどこで写真撮っても多分同じような風景が映ります(笑)
どんより天気のビーナスライン。雨は降りませんでしたが、霧がすごい。2台先のクルマが見えませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美ヶ原高原の道の駅に向かうライダーたちを横目に、県道460号を下っていきます。
山を越えると雲も晴れて、ようやく想像通りの青空が広がってきてくれました。
白樺の木漏れ日を浴びながら、涼しい高原の道を進んでいきます。舗装はいまいちだけど、気持ちいい!
ビーナスを降りて、県道62号(美ヶ原公園沖線)→R152で東御方面へ・・・
ようやく「夏!」って感じのカットを切り取ることが出来ました。いいぞ、気分も上がってきた!
ただ、高原からかなり高度が下がったので暑い・・・。1000mより上と下ではかなり変わりますね。
しかしながら浜松よりも空気が乾いているので、わりあい快適と言えば快適ですね。信州の良いところです。
R152からR18に乗り換え、東御から小諸へと進んでいきます。
ここまで書いて「はは~ん、これから軽井沢に向かって、R146で嬬恋方面だな」と思った方は旅慣れしてますね。
碓氷峠を超えずに志賀高原へと続くR292に接続することが出来る正解ルートです。
だがしかし!
管理人はちょっと頭がイカれてるタイプの人間なので、そんなルートなど使いません。
小諸に入った瞬間、おもむろにR18を左折して、名もなき県道にオートバイを突っ込んでいきます。
国道の喧騒はどこへやら。ピタッと交通量は無くなり、静かな夏の田舎道が広がります。
ここから目指すは、浅間山。「チェリーパークライン」を使って、一気に山をブチ抜いてやろうという算段です。
地図で示すならば・・・。
こんな感じ(笑) どう考えたってこっちの方が早いし、しかも高度が高いから涼しくて気持ちがいい筈です。
しかしながらこのチェリーパークライン。なぜかMapsにもツーリングマップルにも全然描かれていません。
見るからに快走路なのにどうして!?って感じなんですが、まぁまぁ続きを読んでもらえれば察しが付くかと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
県道130号からチェリーパークラインへ。ここから浅間山の山頂付近までおよそ2000mを一気に登ります。
最初は鬱蒼とした森を抜ける峠道ですが、高度が増すにつれてどんどん道が開けて開放的に!
どうにも自分はこの「青空に向かっていく」シチュエーションに弱いみたいで、何度か立ち止まっては写真を撮ります。
つづら折りのコーナーは結構きつめですが、舗装はかなり上等で走りやすい道です。すれ違うオートバイもちらほら。
でもみんな、いかにも地元車って感じで「知る人ぞ知る」ワインディングロードってカンジがプンプンします。
それにしても、気持ちのいい眺めです。
今日はビーナスラインの展望がまるで望めなかったこともあり、ここでその分をようやく取り戻したって感じ(笑)
眼下に見えるのは小諸の街並み。そういえば、去年はあの辺もちょっと行きましたね。
小諸から上田の東信地方はまだまだ掘りきれていないので、いずれじっくり走ってみたいところです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
峠に達し、「アサマ2000パーク」スキー場を過ぎると緩やかな下り坂に。
でも先程とは打って変わって、対向車線からクルマやオートバイの姿は見えなくなり、少々不穏な雰囲気・・・。
どうやらみんなスキー場で折り返しているようです。まさか、この先は通行止め?
いえいえ、そんなことはありません。しかし、奴は確実に牙を向けてきました。
峠を超えると現れる、問答無用のフルダート路線! 軽く死ねますね。
その距離およそ6.6km。Googleのストリートビューも引き返す、素人お断りのガチダートが急に始まります。
幸いにも「ガレ」ては居ないので、普通車程度なら入れるくらいの道。(走ってる途中に対向車が数台来ました)
しかしながら、ロードバイクではあまりおすすめできないですね。特にレプリカマシンとか(汗)
基本は砂利ですがあまり締まっていないので、止まらない&曲がらない。
多分、ここを嬉々として走ろうとするレプリカ乗りは自分くらいしかいないのではないでしょうか(バカ)
対向からクルマは意外と来るのですが、オートバイの姿は見かけませんでした。通行禁止では無い筈なんですが。
うぅむ・・・ダートに佇む80sレプリカの画はとてもシュールです。
や、でも案外走ろうと思えば走れますね。
基本的に「普通車が通れるところはどんなオートバイでも通れる」と思っているので、結局挑戦するか否かです。
まぁ、快適に乗るにはやっぱりオフロードバイクで来るのが一番だと思いますが・・・。
オフ車なら相当楽しめると思います、景色も良くて全線フラットダートなのである意味初心者向けかもしれません。
「ひえ~」とか「うひょ~」とか、ヘルメットの中でゲラゲラ笑いながら6.6kmを無事走破です。
ダート区間を抜けるとまた綺麗な舗装になるんだから面白いです。
やろうと思えば全舗装化も出来るんでしょうけど、何か理由があるのかもしれませんね。環境保護とか。
でも、面白いのでこの道はずっとこのままであってほしいなぁ。交通量増えて欲しくないし。
もちろん相棒は埃まみれ・・・。
しかしながら新たなステージを突破して、一段と誇らしくなったように見えます。
カウルとブーツの汚れは勲章、この峠を超えた今、俺とナナハンに通れぬ道などあまりない!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
舗装路になって少し下ると一面のキャベツ畑が広がります。
道はこれより群馬県。嬬恋村へと進んでいきます。
今日一番の難所を超えたところで、(2)へと続きます。次回は日本最高峰へとアタックを開始しますよ~!
お仕事だった方、おつかれさまです。お休みだった方、どうでしたか?存分に楽しむことは出来ましたか?
今年は「空気の読めないクソ台風」のせいで、だいぶ予定を狂わされた人も多かったと思います。
管理人も夏休みの後半を使って新潟県の上越に行こうと思っていたんですが、台風の影響でCancel...
おかげで結局今回の休みで走りに行くことが出来たのは最後の土日のみという・・・まったくの番狂わせ。
それ以外の日はひたすら自宅に引き籠ってアニメを観続けるという、無職の時みたいな生活をしていました。
でも、「宇宙よりも遠い場所」は観てよかったなぁ。久しぶりに何度も見返したくなる作品と出会えました。
・・・って!そんなことはどうでもよくて。
とにかく、ようやく晴れた盆休み最後の2日間。早朝に愛車のエンジンを始動させ、向かうはとにかく北!
残された時間が2日しかないなら、その2日を煮詰めて煮詰めて濃厚なものにすればいいのだ!
まずは給油。相棒を満タンにして旅をスタートさせます。
今回の目的地は「志賀高原・渋峠」。全国屈指の絶景ツーリングスポットとして有名ですが、実は未踏でした。
絶景への期待もさることながら、ドボク好きとしては「日本国道最高地点」である渋峠は必訪の言わばメッカ!
今回はツーマプの埋め作業も兼ねつつ、すこしディープなルートを通って辿り着きたいと思います。
まずは、淡々と長野県中央部まで進軍していきますよー。
いつものR151から飯田で中央道って感じで。もう、普通に作業ですねこのあたりの道程は・・・。
R151は相変わらずの濃霧で運転しづらかったですが、交通量は皆無なのでガンガン飛ばしていきます。
諏訪ICで降りて一回目の給油。かなり割愛してますが、ここまでで200kmくらいは走っています(笑)
5時に家を出て、諏訪IC前のENEOSには9時前に到着。えーっと平均時速は・・・とか、計算しないでくださいね(汗)
天候は正直思っていたよりは晴れてないな・・・って具合でした。
しかし、盆休み最後の土日+晴れ予報という事でライダーの数はたくさん!信州に入って一気に台数が増えましたね。
給油後は諏訪駅近くから霧ヶ峰へと登り、ビーナスラインを美ヶ原高原の方へ走っていきます。
いつもはじっくり楽しむビーナスラインですが、今日はあくまでも経由道の一つですので、おまけ程度です。
一応ビーナス走ったよーという証拠に霧の駅で一枚写真を撮りましたが、それ以外は淡々と歩を進めます。
というか、
この濃霧じゃあどこで写真撮っても多分同じような風景が映ります(笑)
どんより天気のビーナスライン。雨は降りませんでしたが、霧がすごい。2台先のクルマが見えませんでした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美ヶ原高原の道の駅に向かうライダーたちを横目に、県道460号を下っていきます。
山を越えると雲も晴れて、ようやく想像通りの青空が広がってきてくれました。
白樺の木漏れ日を浴びながら、涼しい高原の道を進んでいきます。舗装はいまいちだけど、気持ちいい!
ビーナスを降りて、県道62号(美ヶ原公園沖線)→R152で東御方面へ・・・
ようやく「夏!」って感じのカットを切り取ることが出来ました。いいぞ、気分も上がってきた!
ただ、高原からかなり高度が下がったので暑い・・・。1000mより上と下ではかなり変わりますね。
しかしながら浜松よりも空気が乾いているので、わりあい快適と言えば快適ですね。信州の良いところです。
R152からR18に乗り換え、東御から小諸へと進んでいきます。
ここまで書いて「はは~ん、これから軽井沢に向かって、R146で嬬恋方面だな」と思った方は旅慣れしてますね。
碓氷峠を超えずに志賀高原へと続くR292に接続することが出来る正解ルートです。
だがしかし!
管理人はちょっと頭がイカれてるタイプの人間なので、そんなルートなど使いません。
小諸に入った瞬間、おもむろにR18を左折して、名もなき県道にオートバイを突っ込んでいきます。
国道の喧騒はどこへやら。ピタッと交通量は無くなり、静かな夏の田舎道が広がります。
ここから目指すは、浅間山。「チェリーパークライン」を使って、一気に山をブチ抜いてやろうという算段です。
地図で示すならば・・・。
こんな感じ(笑) どう考えたってこっちの方が早いし、しかも高度が高いから涼しくて気持ちがいい筈です。
しかしながらこのチェリーパークライン。なぜかMapsにもツーリングマップルにも全然描かれていません。
見るからに快走路なのにどうして!?って感じなんですが、まぁまぁ続きを読んでもらえれば察しが付くかと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
県道130号からチェリーパークラインへ。ここから浅間山の山頂付近までおよそ2000mを一気に登ります。
最初は鬱蒼とした森を抜ける峠道ですが、高度が増すにつれてどんどん道が開けて開放的に!
どうにも自分はこの「青空に向かっていく」シチュエーションに弱いみたいで、何度か立ち止まっては写真を撮ります。
つづら折りのコーナーは結構きつめですが、舗装はかなり上等で走りやすい道です。すれ違うオートバイもちらほら。
でもみんな、いかにも地元車って感じで「知る人ぞ知る」ワインディングロードってカンジがプンプンします。
それにしても、気持ちのいい眺めです。
今日はビーナスラインの展望がまるで望めなかったこともあり、ここでその分をようやく取り戻したって感じ(笑)
眼下に見えるのは小諸の街並み。そういえば、去年はあの辺もちょっと行きましたね。
小諸から上田の東信地方はまだまだ掘りきれていないので、いずれじっくり走ってみたいところです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
峠に達し、「アサマ2000パーク」スキー場を過ぎると緩やかな下り坂に。
でも先程とは打って変わって、対向車線からクルマやオートバイの姿は見えなくなり、少々不穏な雰囲気・・・。
どうやらみんなスキー場で折り返しているようです。まさか、この先は通行止め?
いえいえ、そんなことはありません。しかし、奴は確実に牙を向けてきました。
峠を超えると現れる、問答無用のフルダート路線! 軽く死ねますね。
その距離およそ6.6km。Googleのストリートビューも引き返す、素人お断りのガチダートが急に始まります。
幸いにも「ガレ」ては居ないので、普通車程度なら入れるくらいの道。(走ってる途中に対向車が数台来ました)
しかしながら、ロードバイクではあまりおすすめできないですね。特にレプリカマシンとか(汗)
基本は砂利ですがあまり締まっていないので、止まらない&曲がらない。
多分、ここを嬉々として走ろうとするレプリカ乗りは自分くらいしかいないのではないでしょうか(バカ)
対向からクルマは意外と来るのですが、オートバイの姿は見かけませんでした。通行禁止では無い筈なんですが。
うぅむ・・・ダートに佇む80sレプリカの画はとてもシュールです。
や、でも案外走ろうと思えば走れますね。
基本的に「普通車が通れるところはどんなオートバイでも通れる」と思っているので、結局挑戦するか否かです。
まぁ、快適に乗るにはやっぱりオフロードバイクで来るのが一番だと思いますが・・・。
オフ車なら相当楽しめると思います、景色も良くて全線フラットダートなのである意味初心者向けかもしれません。
「ひえ~」とか「うひょ~」とか、ヘルメットの中でゲラゲラ笑いながら6.6kmを無事走破です。
ダート区間を抜けるとまた綺麗な舗装になるんだから面白いです。
やろうと思えば全舗装化も出来るんでしょうけど、何か理由があるのかもしれませんね。環境保護とか。
でも、面白いのでこの道はずっとこのままであってほしいなぁ。交通量増えて欲しくないし。
もちろん相棒は埃まみれ・・・。
しかしながら新たなステージを突破して、一段と誇らしくなったように見えます。
カウルとブーツの汚れは勲章、この峠を超えた今、俺とナナハンに通れぬ道などあまりない!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
舗装路になって少し下ると一面のキャベツ畑が広がります。
道はこれより群馬県。嬬恋村へと進んでいきます。
今日一番の難所を超えたところで、(2)へと続きます。次回は日本最高峰へとアタックを開始しますよ~!
コメント
コメント一覧 (2)
Twitterに上がっていた「ダートに佇むGSX-R」
いったい、どこに出掛けたのだろうと首をひねったのですが…。
修羅の道(物理)に突入していたのか…、やっと腑に落ちました。
ダートは怖いですが、この時期でも交通量が少ない and 走りごたえのある山間のワインディング、なかなか貴重な経路ですね。
旅の記録の続きを楽しみにしています。
こんばんは。
実は、今回のツーリングの一番の目玉はこのラフロードなのでした(笑)
未舗装路が続くことは事前に掌握済みだったのですが、「想像以上に荒れていたらどうしよう?」やら「そもそも通行規制されていたら・・・」と現地に辿り着くまではだいぶ不安に。しかしながら何とか走破することが出来ました。
全線通して交通量はかなり少なく、さらにこれは(2)でも書くつもりなのですがR18から直につまごいパノラマラインに出ることが出来るので、道を許すことが出来るのなればかなりのおすすめコースです。
さて次回の更新は来週・・・としたいところですが、
週末に恒例の「バイクのふるさと」が開催されるので、そちらの記事が先行しそうな予感です。
今年はどんなオートバイたちが見られるのか、今から楽しみで仕方ありません!