9月も中旬に向かいつつあります今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
蝉の声も遠くなりにけり。あんなに暑かった日差しも穏やかになり、日に日に秋へと近づいている実感があります。

ところで、不肖ワタクシ。四季の中では夏が一番好きです。

ジリジリと肌を焼く太陽、蝉の声、入道雲、突然の大雨、君と夏の終わり、将来の夢、大きな希望忘れない ・・・エトセトラエトセトラ。
そんな好きな季節が去っていく寂寞感と、何かやり残してしまったような虚無感で頭の中がモヤモヤしているセプテンバー。
もちろん、今年の夏もいろんなところに行ったし、そのことに関しては後悔も何もないのですが・・・まだ、まだ遊び足りません。

てなわけで、前回ツーリング時に豪雨で立ち寄ることができなかった八ヶ岳周辺で最後の夏を楽しんできました。
このツーレポは、着々と冬に向かいつつある季節への悪あがきの記録であります。夏、終わらないで!
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今回はGSX-RではなくR1で出動。前日にETC車載機を取り付けたので、そのテストも兼ねたツーリングです。
写真の場所はすでにお馴染みとなりつつある中央道 初狩PA。ETCも無事に作動し、快晴の山梨を突っ切ります。

この日は甲信でトライアンフとBMWのイベントが開催されており、両メーカーのオートバイを多く見ることができました。
初狩ではトラの方が多かったかな?一応、こんなでも元オーナーなので気になるっちゃ気になるのですが、それ以上に苦い思い出が・・・。

ブーンと気持ちの良いスピードで流し、須玉ICで下車。
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ガス補給をして、県道605号で八ヶ岳・清里方面へと走ります。
この県605、ツーリングマップルの「紫ライン」の道なのですが、他のライダーとすれ違うこともなく終始快適。
典型的な田舎道を言った感じで、写真のような田園風景やレトロな集落の横を通ったりする目にも楽しい道でした。

清里からはR141で佐久方面へ。真横に雄大な八ヶ岳を望みながら、最初の目的地に到着。
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JRの鉄道最高地点です。標高は1,375mで、名実ともにJRグループ最高高度を誇ります。
普段、それ以上の高さの山を走ったりするので実感は湧きませんが、鉄道としては大変な高さなんだろうなぁ。
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石碑の他にももう一つ礎。どっちが正しい最高地点なのかは分からないですが(汗
昔はこっちの礎しかなかったような気がします、石碑の方は観光地化の時に新しく造られたものなのかな~。

丁度列車が来たのでパチリ。
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JR小海線はかわいいディーゼルの2両編成。八ヶ岳をバックにグイグイ勾配を上ります。
色々面倒だから乗ってみたく・・・はないけど、なかなか画になるシチュエーションではあると思います。
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側道の花が鮮やかでした。こうやってしっかり管理されている観光地は心地が良いですね。

R141をまた進んでいきます。
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野辺山あたりの直線は北海道みたいで気持ちよかったなぁ。
普通にトラクター(しかもデカい!)とかも走っていたりして、まるでどこか異国に来たような錯覚を覚えます。

ずっと走っていると山梨から長野県へ。小海町から佐久へと突入すると第2の目的地が近づいてきました。
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JAXAの臼田宇宙空間観測所です。
盆ツーリングの時にはそもそも計画に入っていなかったのですが、それでもいずれは行きたいと思っていたスポット。
看板のイラストにもある通り、日本一を誇る巨大なパラボラアンテナを見学することができるのです。

R141から県道121号に入り、道なりに名もなき林道へとオートバイを走らせます。
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道中の小屋でジウジアーロキャリイが眠ってました。(我ながらよく気が付いたな)
一方開きのトラックモデル、見た限り錆とかも少なそうで状態は悪くなさそうです。埃を落とせばすぐに「マニアック天国」行きかな?

名もなき林道をずっと走っていると、見えてきました。
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うわー、これ思ってた以上にデカいわ。
もっとチンケなものかと思っていたんですが、いい方向に裏切ってくれました。ここからでも存在感がすごい。

近づいてみます。
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どん!
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どん!
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どどん!
画角に収まりきらない大・大・大迫力! あまりに巨大すぎて頭クラクラしてきました・・・。
宇宙探査機からの微弱な電波を受け取るために作られたアンテナで、直径は64m!学校のプールを2本繋げても足りません。

しかも結構動くんですよコイツ。
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受付で貰った「アンテナカード」と共に。
この巨大建造物がゆっくりと向きを変える姿は一見の価値ありです。迫力があるっていうか、むしろ怖いくらいですヨ・・・。
施設には資料館も設けられており、結構長い時間楽しめます。写真映えもいいし、近くに来た際にはぜひお薦めのスポットです。

またR141に戻り、今度は蓼科スカイラインを走ります。
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県道指定もされていない山岳道路ですが、舗装状態も道幅も良好そのもので気持ちの良いワインディングでした。
スカイラインという名の通り、高度もグングン上がって、見える景色もどんどん良くなってきます。

そして、R1の調子もどんどん悪くなっていきます(汗

最初は小さな違和感だったのですが、登っていくごとに明らかにエンジンが吹けません!
終いには3000回転以上は「ゴボゴボ・・・」と苦しそうな音を上げて、全く回らなくなり勾配を上るのもやっとといった感じ。
高度2000m以上の環境にやられたか?それとも他の補器がイカれたか?とにかく気を抜いたら火が消えそうです。
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心臓に悪い、地獄の登りを何とか終え大河原峠へ。
峠を越えてから気持ちの面でも冷静になってきて、症状もだいたい把握できたのでR1を停めてちょっと寄り道します。
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兜巾の岩に登ってみました。
空気も薄いし、慣れない岩登りだし、装備も良くないのでゼェゼェでしたが、登ってしまうとそれも忘れる大絶景が目の前に・・・!
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・・・最高です。
何も遮るものが無い頂上だからこそ見える世界。360度のパノラマとはいきませんが、山々や街並みを存分に望めます。
なんか登山する人の気持ちが分かったような気がする・・・。頑張って登った後にこんな絶景なんて、本当にご褒美だぁ・・・。

でもとりあえずライディングブーツでは登らない方がいいと思う。
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滑落余裕で普通に危ないっす。

絶景で不安をリフレッシュした後は、また蓼科スカイラインを下って白樺湖へ。
白樺湖まで来たってことで、そのまま流れ通りにビーナスラインを走っちゃいましょう。今年3度目?我ながらよく来ますね
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相変わらずR1はゴボゴボ言ってますが、さっきよりかは回るのでまだマシ。

GSX-Rじゃ一度もこんなことになったこと無いので、やっぱりどっか良くないんだろうなぁ。
3000回転から4000回転の谷がすごく大きくなったような感じです。キャブか、もしかしたらEXUPが動作不良してるのかも。
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ともあれ、道は快適そのもの。いつ来ても気持ちが良いねぇ。
やはり天気も良かったからか、他方ナンバーのオートバイがいっぱい来てました。(自分もその筆頭だけどね)

霧ヶ峰から和田峠方面に・・・今回は行かず、久しぶりに諏訪の方へ降りてみることにしました
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諏訪といったら片倉館でしょう。疲れて凝り固まった身体を暖かいお湯で解きほぐします。
お風呂の種類は少ないですが、もうこれで十分です。レトロな雰囲気でおなかいっぱいって感じ。
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風呂上がりの一本が最高にうまいぜ!

予定の日程を滞りなくこなし、このまま日帰り・・・でも良かったんですが、その後はいつも通り友人宅で一泊。
銚子に乗って酒をたらふく飲んだ翌日は、塩尻から一歩も外に出ることなく。そのまま中央道で横浜へと帰宅しました。

いやー、長期休みとかじゃなくても全然遊べますね。
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土日を使った1泊2日のミドル(?)ツーリング、ハマっちゃいそうです。
今回はオートバイにトラブルが出たものの、行きたいところもしっかり行けて満足度の高い内容でした。

いや~、これで無事に夏を終えることができます。
今度は秋の連休だな!早いとこどこに行くか考えておかないと・・・!今から楽しみです。。