残暑お見舞い申し上げます。

無事にお盆休みを貰うことが出来たので、かねてより計画していたロングツーリングへと行ってきました。
今回は群馬から新潟に入って、十日町→上越から糸魚川へ抜けて長野県を通って帰るルートを選択。
二輪車では初の新潟県入り、列島を縦断して念願の日本海をオートバイで見に行ってみよう!というコンセプトです。

この日のためにタンクバッグとウェア類を新調!体調とスケジュールもしっかり整えて万全です。
相棒となるGSX-Rのコンディションばっちりで、いつでも長距離を走れる状態に仕上がっています!
宿の予約もばっちり取って、あとは当日を待つのみです!!

【ツーリング当日】

キャプチャ
うっわぁ、行きたくねぇ・・・。


何だこの予報、こんな画面初めて見たぞ。 初っぱなからいろいろ終わってます。
っていうか日本全国どこ行っても雨!暑くないのは助かりますが、オートバイを走らせるにはヘビーすぎるコンディションです。
ましてや相棒は30年物のご老体。下手すりゃ何が起こるか分かりません。

いっそツーリングはやめてドライブ旅行にしちゃうか?でも渋滞ヤバいってニュースで言ってたからなぁ・・・。
そもそも行くのか?行かないのか?宿はもう取ってあるから行かないとまずいよな・・・。
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ということで、豪雨決行です。

雨具フル装着、荷物にはレインカバーを装備して、覚悟を決めて一路、関越自動車道へ!
雨雲レーダーを見る限り日本海側はそこまで酷い天気ではないので、回復の可能性も十分に考えられます

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ああもう!ヘルメットが曇る!雨用のグローブカバーは操作性最悪!お盆の渋滞も結構ヤバい!
配線に水が入ってウィンカーの点滅も怪しくなってきたし・・・、帰りたいくらいだけど高速乗っちゃったのでもう戻れません(泣
時折現れる「新潟 2××km」の看板を睨みつけながら、執念だけでオートバイを走らせ続けます。

[8:00]関越自動車道 嵐山PA

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そんな執念と恨み節が効いたのか、群馬県に入ってしばらくすると青空が見えるようになってきました。ざまあみやがれ!
嵐山PAでじっとりと濡れたレインウェアとレインカバーをポイして、ようやく身軽な恰好でバイクに乗れます。

関越道もここまで来ると渋滞のピークも過ぎて、快適に流れるようになってきました。よしよし、運が向いてきたぞ。
このまま西進を続けて、赤城山の麓にありますは昭和ICまで向かいます。

[9:30]群馬県利根郡昭和村 利根沼田望郷ライン
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昭和のバイクで昭和ICに降り立ち、道の駅「あぐりーむ昭和」でスタンプラリー帳にスタンプをポンッと捺した後、
高原の快走路をのらりくらりと走り始めます。天気も徐々に回復してきて、日が当たるようになってきました。

いやぁ、しかし群馬。いいっすねぇ。
自然は豊かだし、道はしっかり整備されてるし信号も少ない。それなりに観光スポットも多いし走ってて楽しいです。
この望郷ラインは高原を横切る広域農道なのですが、景観も良くて軽く流すのにはぴったり。
特にこの日は事前の予報もあってか他のライダーも見かけることなく、まさに独り占めといった様相でした。

赤城山付近から奥利根湯けむり街道(県64号)を通り、沼田方面へ。
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道の駅「川場田園プラザ」で駅スタンプと朝食代わりに地野菜とクリームチーズのクレープをいただき。
クレープの柔らかい生地とクリームチーズの優しい味わいがとてもおいしかったデス。ごちそうさま!

さて、沼田ICから関越道に沿って今度は谷川岳方面へとハンドルを向けます。
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周りの景色もどんどんと緑が深くなっていき、山々の形も険しく変化して交通の難所を感じるひとコマです。

今回最初の目的地は水上にあるJR上越線の「土合駅」です。
ご存知の方も多く居らっしゃろうかとは思いますが、この駅はちょっと特殊な造りをしていることで有名。

隧道好き、そして一時期鉄道趣味を齧っていたワタクシとしては一度行ってみたかったスポットなのですヨ~。
期待に胸を躍らせながら、湯檜曽温泉を超えて山間へと入っていきます。

[12:30]群馬県 利根郡みなかみ町 土合駅

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谷川岳入山の際に下車することとなる土合駅。JR上越線において群馬側最後の砦でもあります。
駅舎の形もだいぶ特徴的ではありますが、駅構内はそれよりもかなり個性的!百聞は一見に如かず、中に入ってみましょう。

昭和の名残を残す改札ゲート。
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土合駅は谷川岳にアクセスする唯一の駅だったため、盛況期の乗降客(登山客)はかなりのものだったようですが、
関越自動車道の開通以来は利用客が減少し、現在は無人駅となっています。

上りホームは普通の地上駅ですが、下りの新潟方面ホームが凄いんです。

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えーっと・・・深いッ!!!! あと凄く涼しい
いやぁ・・・噂には聞いていて、しっかり下調べもしてたけどこんなに深いとは思わなかったぞ!?
っていうか、ホームが見えないじゃん・・・、無限回廊っていうか、ある意味絶望的な光景だなこれは・・・。

あらためて土合駅についてご紹介、
土合駅(どあいえき)は、群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線の駅である。
下りホームが新清水トンネル内にあり、駅舎(地上)からは10分ほど階段を下りないと到達できない。
「日本一のモグラ駅」として親しまれている。「関東の駅百選」認定駅の1つ。

駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81mもの高低差がある。
下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段(長さ338m)を上り、143mの連絡通路、
さらに24段の階段を上る必要がある。 ——wikipedia「土合駅」項より抜粋

と、いうことで。こいつが「462段 長さ338m」の階段でございます。
大したことねぇだろと思ってたんですが、実際目の当たりにすると度肝抜かれるくらい深いです。終わりが見えん。

10分近く掛けて階段を下りきり、ようやっと下りホームに到着。
この時は偶然にもジョイフルトレイン「リゾートやまどり」が入線中でした。(これ、元「やまなみ」なんですね。知らなかった)
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典型的な地下ホームの情景ながらも、入線している車両との対比がアンバランスで不思議な感じ。
手前側と向こう側、2本ホームがあるのは嵩上げ工事の影響か。
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ホームの他には待合室が在るのみ。飾り気のない、冷たい風景に激しく萌えますね~。
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改札へと向かう階段をホーム側から望む。下から見てもトンデモナイ高低差です。
階段左端にあるスペースはエスカレーター設置のために空けられたものらしいですが、今現在計画倒れ。
(そりゃあ、今日日観光客以外は使わんだろうしなぁ・・・)

っていうか・・・
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またこれを上るのかァ・・ 200段目ぐらいでゲロ吐きそう。

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ハァ・・・ハァ・・・疲れました・・・。
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何とか生還...
散策用にサンダル持ってきてよかったです。ブーツのままだったら、もう動けなくなっていたことでしょう。

少し休憩の後、再び愛車に跨って、少しだけ谷川岳方面に進んでみることにしました。
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おおー、やっぱり凄まじい山間ですな。まるでジオラマの様です。
眼下に見下ろすは上り・東京方面行きの線路。これより先は湯檜曽のループ線を通り勾配を下ってゆきます。

碓氷峠もそうですが交通の難所って何とも言えない魅力がありますねぇ。
人間 VS 自然の生々しい戦いの痕跡はいつ見ても新鮮で、訪れた者たちの心を昂らせてくれます。


次回は関越トンネルを抜けて、新潟県に入ります。