フォーサイトの作業を手早く済ませ、今度は自分のオートバイに着手します。
行うのは所謂「AIキャンセル」と呼ばれるもので、排ガス二次燃焼システム(KLEEN)の除去作業です。
KLEEN(クリーン):Kawasaki Low Exhaust Emission system
エンジンの排気ポートに新気を導入し、未燃焼の排出ガスを再燃焼させることで、
排出ガス中の有害物質を大幅に低減させる機構です。 ―Kawasaki プレスリリースより抜粋
除去するとどういう効果があってどうなるのか、ということに関しては勉強不足なので解説は省きますが、
パンパンとやかましいアフターファイア現象が改善されるとのことですので、物は試しでやってみることにしました。

・用意したもの
KLX250/Dトラッカー用 AIキャンセルキット(ヤフオク品)
ガスケット-エアサクションバルブ【K1106-01886-@@@(スズキ型番)】
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キットは有志による頒布品で一個2,000円弱といったところ。それっぽいワードで検索すれば出てきます。

ガスケットは250SBのパーツリストを参照してオーダーしたのですが、Dトラの品番で注文したほうが楽かも。
カワサキ車ならパーツリストもタダで見られるからね。(ちなみに末尾の@は0に置き換えてもオーダーできるみたいです)


じゃ、作業しまーす。
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とりあえずラジエーターシュラウドを取り外した状態。
水冷エンジンとはいえシングルなので構造が単純で分かりやすいですね、メンテ性も良さげです。
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タンク固定ボルトとガソリンコック固定ボルトを取り外してタンクを持ち上げます。
ホースを抜いて丸々タンクを外しちゃったほうが作業性はいいのですが、変なところを外してガソリン溢すのが怖かったので・・・


そんでもって、これが問題のKLEEN。
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タービンみたいな形をしています。いわゆる生ガスをエアクリ側に持っていくような構造ですね。
とりあえずホース類と本体を引っこ抜いて除去します。(結構簡単に抜けました・・・たぶん経年劣化)

で、そのホースが繋がっていたエンジン側ですが
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当たり前ですが排出口がそのままになってしまいますので、この部分を取り外して蓋をします。
手が入りづらいですが8mmメガネ一本でいけます。(よく見たらラジエーターフィンが結構曲がってるな、起こしておかないと)
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内部のリードバルブを取り外して、排出口をキット付属の蓋に置き換えていきます。ガスケットを挟むのを忘れないように。
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ボルトも付属しているので、本当にポン付けです。
場所が場所なので工具が入りづらいですが、L字の六角一本で何とか。ボールポイントのやつだともっと楽だと思います。

そんでもって、次はインマニのニップルを塞ぎます。
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付属のゴムキャップを差し込むだけ、簡単です。(手は届きづらいけど)
ここで負圧を取ってたんですね。なんか2stスクーターの作業しているみたいだなぁ・・・

最後に生ガスが送られるエアクリ側の口も塞ぎます。
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これまた付属のキャップを差し込むだけ。書くまでもないほどに簡単です。

完成。
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取り外したKLEENは一応取っておきます。今度使うことはないと思うけど。

で、大事なのは実際どうなの?ってとこなんですが
見事にアフターファイア現象がなくなりました ちょっと感動です。
マフラーがマフラーなのでウルサイことに変わりはないのですが、どんなに回してもパンパン言わなくなりました。

こんな簡単な作業なのに・・・、効くもんだなぁ。
トルクアップするとか聞きますが、そのあたりはどうなんでしょうかね?余計なもの抜いた分悪くはなっていないと思いますが。

とりあえず長期的な目で観察していきたいと思います。