私がとても嫌いな「負圧コック」が付いています。タンクの惨状を見る限り、どーせダメになってるでしょうが・・・
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とりあえずリードRみたいにすんなりは行かないだろうな。

タンクを取り外すときに邪魔になるので燃料センサーASSYも取り外します、が・・・
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なんじゃこりゃ(ドン引き)
最初、何かが巣食っているのかと思いました。 沙耶の唄かな?

案の定センサーは謎の物体Xに侵食され、壊れています。困ったなぁ。
まぁ、この年代のスクーターなら大体同じような形のセンサーを使っているので、適当に流用すればいいか。

ボルト4本を緩めて、タンクを取り外す。
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ここらへんはあっさりです。

さて、少し休憩がてらキャブにクリーナーを吹き込んで始動テストをしてみます。
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すごい煙が出ちゃっていますが、すんなり始動できました。
やっぱりこの「不動車」が息を吹き返す瞬間はいつ作業しても気持ちのいいものです。
ということで、ビートの復活にはタンクをはじめに燃料系の創新をすれば、とりあえずは大丈夫・・・と。


さて、やる気も出てきたのでレストアショップダイソーで錆取りケミカルを買ってきました。
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ネオナイス(108円)
いかにもチープな風貌がたまりません。(でもれっきとしたフマキラー製品なんですよね)

今回施術するのはいわゆる「サンポール錆取り」というやつで、錆を塩酸で溶かしてしまえという手法。
サンポールと同じ塩酸濃度にも関わらず値段が半分でよく効くとウワサのネオナイスで挑戦です。
やりすぎるとタンクが溶けるとか、穴が開くとか聞きますが ええいままよ!

タンク中をしっかり洗って、とりあえず一本(500ml)を投入してみます。原液を回した後にお湯を注ぐ・・・。
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気温が低いせいか思っていたよりも今一つ反応が鈍いです。
もっとガンガン泡が出て反応してくれるもんだと思っていましたが、地味にシュワシュワ出てるか出てないか?
しかし割り箸を突っ込んでタンクの底を擦るとトロッと錆が剥がれたので、効いていないわけではなさそう。

半信半疑の思いで一晩放置しましたが・・・。
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落ちているには落ちているのですが底部の頑固な奴には勝てません。濃度が足りない?
「ひでぇ錆タンク」から「錆タンク」くらいにはなったかな?といったところでしょうか。

ということで日を改めて、リベンジ決定です。
リードもビートもやることいっぱいなので、更新が増えてしまうのも仕方がないのさ。 ああ!楽しいなぁ!