※キーシリンダー故障の修理のため作業を行いました。当たり前ですが悪用厳禁です。
もしいかなる被害･損害があったとしても管理人および当ブログは一切の責任を負いません。
また、作業によって部品破損、車両破損があった場合にも同様に責任を負いません。

スイッチ部の部品破損･噛み込みにより、
通電とハンドルロック機構が使えなくなってしまったスカッシュのキーシリンダー。

ハンドルロックは別に使わないので構わないのですが、スイッチの故障は困る。
かといって、純正キーシリンダーは廃盤。中古シリンダーも高値安定･･･。

ということで、汎用シリンダーを使って修繕してみよう！

・汎用(ATV用)キーシリンダー

某オークションにて購入、それっぽいキーワードで探せばすぐ見つかります。
中国製の新品でスペアキーは2本付いていました。600円也。

スカッシュの純正シリンダーは4本の線が出ており、
車体ハーネスとの接続部は110型(4P110型)と呼ばれるコネクタを使用しております。
簡単に言うと新品シリンダーもコイツに交換して使えるようにしてしまえばOKということ。

線の数さえ合っていれば基本的になんでも使えるような気がします。
汎用品でも何かの純正品でもよし。(古い原付はメーカー問わず大抵4本線ですね)

で、新品コネクタは一個150円ほどなのですが、
近所に配線屋が無いので、(暫定的に)古いコネクタをそのまま利用してしまいます。

古いシリンダーからコネクタ接点部だけをカット

これ(↑)を汎用シリンダーに結線してしまえば完了です。

新品シリンダーのコネクタをカットして、

接点をハンダで結線。

完成！
ビニールテープも経の合うヒシチューブもなかったので暫定的に紙テープで絶縁しました。

これを車体に取り付けて･･･


　や　っ　た　ぜ　。

エンジン再始動です。うまくいきました。
ハンドルロック機構は失われましたが、別に使わないので問題ありません(2度目)

スカッシュはキーに依存する箇所がスターターのみなので、
カギの2本持ちなどもなくスマートに事が済みました。スペアキーもあるので安心です
(っていうか、キー無くしても新しいシリンダーを買っちゃえばいいもんね)

原付のカギを無くした、折れた、回らなくなった、鍵なしの訳あり原付を買った時…
オリジナルには敵いませんが、こういう手もありますよ～